自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の息子の成長日記

自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の診断を受けた3歳の男の子の成長記録。療育のこと、日々の出来事。0歳の少し神経質な赤ちゃんとの生活も。

今日の療育

作業療法の時間
・初めて自分から友達を誘って遊んだ
→かぼちゃんは言いたい事があっても口にはしませんが目で喋る子です。今日は少し上のお兄ちゃんが遊んでいるのを後ろからずっと見ていて、一緒に遊びたいんだろうと思い「一緒に遊ぼうって言っておいで」と僕が言うと「いっしょにあそぼ」と言えましたよ。

この子の賢いところは状況をすぐ理解するところで、「一緒に遊ぼうって言っておいで」というと「いっしょにあそぼうっていっておいで」と相手の子に全部復唱してしまう子が多いのですが、この子の場合はちゃんと「一緒に遊ぼう」だけを伝えて僕の言葉からいらない部分をはしょってました。
これはこの状況ならこの言葉を使うんだなとちゃんと周りを理解している証拠です。
あまり喋りませんが、この子はいつも周りを観察しているし、この子なりにいつも勉強しています。
他人と関わって遊ぶなんて本当に成長しましたよ。




言語療法の時間
・お名前は何かな?→答えられない
・何歳かな?→答えられない
・今日は誰と来たのかな?→答えられない

今日はかなり集中力がなく、普段は年齢を聞かれたら指で答えると先生に伝えるともう一度今日は誰と来たか聞かれたけど、私に抱きつき全く答えず。


・発音の悪さ
「か」と「た」は舌の位置が上の歯茎につくぐらい上にあげないといけないので難しい。
かぼちゃんは偏食がひどく固いものは一切食べないとの事なので舌の動きがまだ弱いのかなと思います。

うちの病院では舌の動きが弱い子にはグミやチューイングキャンディを勧めているのですが、かぼちゃんはお菓子を受け付けないんですね。なるほど。
→舌を出したりあーうーいーと声を出しながら口の形を先生と練習していた。

・動詞の弱さ
授業最初の質問、何歳かは答えられるけど誰と来たかは答えないのはもしかしたら動詞の弱さかもしれません。
3語文も上手になってきたし、助詞も入れて喋るようになってきましたが、「誰と来たの?」や絵本での「狼何やってる?」など、動きのついた質問は答えられない事が多いです。
次の授業からは絵カードを使って動詞を教えていきたいと思います。
動詞を絵で教えるというのは難しいのですが、生活をしていて「あ、これ絵カードにあったな」と結びつけてくれることを期待しています。







最後まで読んでいただきありがとうございました。

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