自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の息子の成長日記

自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の診断を受けた3歳の男の子の成長記録。療育のこと、日々の出来事。0歳の少し神経質な赤ちゃんとの生活も。

今日の療育

作業の時間
・先生と旅行の話で盛り上がり、特にかぼちゃんの何ができた、できないなどの会話をせず終了(^^;

すべり台の前に一つ一つ数字がかかれてあるビンをランダムに並べ、それをすべり台からボールを転がしボーリングのようにビンを倒していく遊びをしていた。
「どこから転がすと狙っている数字にあたるかちゃんと計算してるね~。すごいなぁ(^^)」と褒められていた。



言語の時間
・声を録音する機械に先生が「先生!パズルをください!」と吹き込み、パズルのピースをもらう前に録音の機械のボタンを押して先生の声を再生する→「先生!(はーい!)パズルをください!(はーい!)」と先生が録音の声に応える形でパズルを渡す→息子がパズルをはめていく→をパズルが完成するまで繰り返していた。


STの先生の言葉
ちょうだい、ありがとうは場面を見て出来てきているので、次は「どういう場面でどういう言葉を言うのか」という練習をしたいと思います。
かぼちゃんは言葉は喋らないけどこちらが言っていることは理解していると思うので、この機械で僕が吹き込んだ声をこのタイミングで押すんだよと説明しました。すぐに理解しパズルを貰いたいときにボタンを押していましたが…後半はボタンを押す遊びに変わってしまいましたね(^^;
様子を見てる限りではボタンを押すタイミングも合っていましたし、ゆくゆくはこういう音声の機械を使って場面に合った言葉を使えるようになってもらいたいと思います。
もちろん本人が声を使って喋るようになればとても良いことなんですが。





療育に通いだして息子は本当に言葉がよく出るようになりました。家では音声つきでしゃべることもあります。
このまま療育に通い続けたら周りの子と同じように喋りだすんじゃないかと思うぐらいこの数ヵ月で急成長しました。
でもSTの先生に「絵カードを使って意思表示ができるように」「音声の機械を使って意思表示ができるように」と言われるたびに、やっぱりうちの子は発達障害なんだなぁと実感し、もしかして一生言葉を使って他人とやり取りをすることはないのかな…と少し悲観的になってしまいます。
まだ3歳なのでどう成長するかは分かりませんが。

PTの先生はよく「言葉っていうのは一つのツールなだけですから、パソコンでも何でも相手に意思を伝えられたらそれでいいんですよ」とよく言ってくれます。
私も最初はそう思っていましたが、最近家族の前ではたどたどしく単語を喋る息子を見て、もっと成長できるんじゃないか?と期待してしまいます…



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