自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の息子の成長日記

自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の診断を受けた3歳の男の子の成長記録。療育のこと、日々の出来事。0歳の少し神経質な赤ちゃんとの生活も。

今日の療育 ーどんなタイプの偏食なの?ー

作業の時間
・私が息子が自分からお寿司の玉子を一人で全部食べた。それからは家でも卵ご飯を自分で食べるようになった。だけどなぜか卵ご飯は途中で飽きるのか、後半はお母さんが食べさせて~と甘えん坊になると報告
→この子は手先が不器用なわけではないし運動神経もいいので、本来そういうことをこなす力はあるはず。他にも色々力を秘めているはず。なのにそれを発揮しないのはやはり本人がしたいと強く思わないからだと思う。その辺りは来月から保育園に入れて様子を見るのがいいと思う。途中でスプーンを放棄したとしても叱らないでくださいね。この子がうちに通いだした頃なんてスプーンを持つことすら嫌がっていたんです。


作業の時間
・絵カードを2枚取るというルールを理解しだしたからか、かなり順調でした。
・ちょうだい、ありがとう、名前を呼ばれたら手をあげる、全部出来ました!






今日は言語の先生と息子の偏食について話しました。

何が食べられるか?
・卵ご飯(醤油をかける)
・玉子焼き
・ゆで卵(塩をかける)
・卵豆腐
・白い豆腐
・バナナ
・ヨーグルト(プレーンのみ)
・納豆(付属のタレをかける)
・カレーの辛口
・パン(ロールパンなどシンプルなものだけ)
・バニラアイス(決まったメーカーのものならたまにチョコも食べたり)
・ショートケーキ(いちごは食べない)
・すっごくたまにハンバーグひと口だけ
・すっごくたまにイカの天ぷら(固いイカじゃなく、種類を忘れましたがよく冷凍で売られている白くて四角いもの)ひと口だけ

水分は?
・牛乳
・カルピス
・本当にたまにオレンジジュース

野菜などは食べるか?
・絶対に食べない。特に葉野菜大嫌い。
・昔はカレーに入っている具は食べてくれていたけど、最近はどれだけ細かく切ってもばれて吐き出し泣き叫ぶので、玉子焼きにしらすを入れるぐらいしか工夫していない。


と喋ったところでSTの先生から提案が。
「話を聞いていると、多分かぼちゃんは混ざったものが嫌いなんですね。豆腐に醤油をかけたら食べない。ヨーグルトも色がついていると駄目。パンは惣菜パンだと受け付けない。アイスも見慣れたアイスならチョコの部分も食べる。でも卵ご飯は醤油をかけないと食べない…となると、玉子と醤油がキーになりそうですね。」
「お好み焼きとかたこ焼きなどの粉ものはどうですか?」

「そう言われると、前にたこ焼きを作ったときに2個ほど食べた気がするような?」
と私が答えると、

「また試してみてください。あとハンバーグなどたまにひと口食べるとのことですが…その時はなにかつけたりしてますか?」と聞かれ、

「つけないです。つけたらより一層食べないんで。」
と答えると、

「とりあえず何か一つだけでもいいから、確実に食べられるというものを作りましょう。」
と言われました。

「この水分なんですが、これはカルピスのほうがメインですか?」と聞かれます。

「違います。基本は牛乳で、カルピスはコップ飲みの練習で一日一杯と、外出のときに飲ませてます。」と私が言うと、

「僕は変にジュースばかり飲むよりは牛乳をいっぱい飲んだほうがいいと思うので、ジュースの飲める種類を増やすというのはあまり…」と言われるので、

「私も同じです。ジュースはカルピスだけ飲めたらいいので、持ち歩いても痛まない水やお茶を飲めるようにしたいんです。」と言いました。

「とりあえず牛乳を少し薄めましょうか」と先生に言われたのですが、もうすでにカルピスでその方法をしているが、今まさに原液少なめで作っていて、これ以上薄くすると残すんです。と伝えました。

「カルピスは今のままでいいんで、とりあえず牛乳も一気に薄めるのではなく、徐々に徐々にです。ゆっくり薄めていって、とりあえず牛乳とお水が半々ぐらいまで割れるように持っていきましょう。」



と提案してもらい、今日の療育は終わりました。


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