自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の息子の成長日記

自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の診断を受けた3歳の男の子の成長記録。療育のこと、日々の出来事。0歳の少し神経質な赤ちゃんとの生活も。

発達障害の息子の偏食 ー熱いほうが好きー

最近、ぽんぽん新しい言葉が出てくる息子。



数日前、卵ご飯を食べさせていたのですが突然

「冷たい」

と言いました。
我が家はご飯を小分けに冷凍していて、いつもレンジで温めてから出すのですが、解凍が甘かったようです。
「おー!冷たい言えたねー!冷たいのやだ?」
と息子に聞くと
「………」
と何も語らず。

息子は赤ちゃんの時から助産師さんや保健師さんに驚かれるぐらい本当にミルクを飲まない子で、よく「ミルクの温度は手首に垂らして熱いと感じないぐらい」と言われてましたが、それだと絶対に飲みませんでした。どちらかと言えば冷めているほうがまだ飲みがよかったのです。


その2日後ぐらいに発達外来の受診で先生に「こういう子達の偏食は意外と温度も関係あったりするんですよ」と言われ、うちは冷たくないと駄目だなーと思っていたのですが。




昨日もまた突然卵ご飯を食べているときに

「熱い」

と言い出しました。
いつもは45℃のご飯の解凍の温度を、その時は60℃でしてしまったのです。

「おー!熱い言えたねー!ふぅふぅして食べないとお口の中痛い痛いになるよ~」と言うと、頑張ってふぅふぅして食べるのですが(実際は卵を混ぜたら冷めるのでそこまで熱くない)。


「熱い、冷たい、熱い、冷たい」
と繰り返し小声で呟いている息子にふと聞きました。
「かぼちゃんはご飯熱いほうが好き?」

「………」
と無言。
まだ言葉の語彙が少なく、この質問の仕方だと返答が難しいようなので
「かぼちゃんは、卵ご飯は、熱い、冷たい、どっちが好きですか?」
と言い直しました。
また無言だったので、「熱い?冷たい?」と単語だけで聞くと…まさかの

「……あつい」

と返答が(○_○)!!
「え!?かぼちゃん熱いのが好きなの!?冷たいのじゃなくて!?」
と聞くとやっぱり

「あーつーい!」
と返答が。しかもさっきより力強い。



「そっかー。熱いのが好きなのにお母さんいつも冷ましてたねーごめんね(^^;」
初めて息子の気持ちを聞けました。
まさか熱いほうが好きだったなんて(T-T)


と言っても、この間「冷たい」と言った卵ご飯も今回の熱い卵ご飯も完食だったのですが(^^;

基本白、黄色いものしか食べない息子ですが、もしかしたら色で区別しているのではなく、先生も仰っていたように温度も関係があるのかな?と感じる出来事でした。


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