自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の息子の成長日記

自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の診断を受けた3歳の男の子の成長記録。療育のこと、日々の出来事。0歳の少し神経質な赤ちゃんとの生活も。

ついに小学生 ーやっぱり普通級の教室に入れないー

無事卒園し、小学生になりました。



入学前に担任になる先生と色々話し合いました。

まず班登校。
学校側は無理にさせないで車で送ってくれていいですよと言ってくれましたが、本人が班登校したいと希望しているので私が付き添うという事で班登校を頑張る事にしました。

給食。
献立を見せてもらいましたが、ほぼ食べられるものがありません。
お弁当を持っていく事を許可してもらいました。先生は「食べられないのに給食を用意するというのは給食費がかかってしまうので、給食は無し(出さない)にしたら給食費を貰わずに済みますが(¨;)」と言ってくれましたが、発達を見てもらっている主治医が周りの子達が給食を食べているのを見て食に興味を持ち、自分も食べてみようとなる、偏食はましになると言っているのにいざ食べてみようと思ったその時にその物がないときっかけを失って結局偏食がましにならないと思ったので給食は出してくださいとお願いしました。

トイレ。
結局大きい方はオムツがはずれず、主治医も「本人も極限まで大きい方は我慢するだろうけど、もし学校でしたくなった時のために自分で処理できるように家でオムツの処理の仕方を教えて下さい」との事で、大をしたくなったらトイレで布パンツからオムツに履き替え、自分でオムツを処理をさせるという事になりました(排泄に関して養護学校は先生が手伝えるらしいですが、小学生の先生は手伝う資格?がないらしいです)

補食。
保育園の時との時間はずれますが、低血糖を起こすと大変なので是非採ってくださいとの事で許可が出ました。

交流級。
国語、算数共に小学1年の文字、計算はできるので普通級で受けさせてみたいと希望しましたが半年程様子を見てから決めましょうと言われました。



この話し合いをしてから2週間後。
入学式前日、式の事前練習に参加させてもらい息子も「小学生だー!!(*´▽`*)」とウキウキしていました。

入学式当日、門で担任の先生が息子を待っていてくれて「今日は仲良し学級の部屋じゃなくて1年生の教室に行こうね~」と向かいましたが、一年生の教室はかなりにぎやかで息子には辛かったようです。
入る前から後退り、先生はそれに気付かず「じゃあ入ろうか?」と声をかけましたが息子はガタガタ口が震えはじめ、無理に入れるとパニックを起こすと思い「イヤーマフつけよう!💦」と私が声をかけますが息子にはもう声が届かず、助けを求める視線を送ってくるので先生に「すいません無理です!入れません!!」と言うと当日使う予定ではなかった支援級の部屋で休ませてくれました。


その後普通級が落ち着いたのを先生が確認してから息子も合流しましたが保護者の方は先に講堂に行ってください、職員二人がついているので大丈夫ですよと言われ、とても不安でしたが無事に入学式を終えました。(本当心配性な私です)


その後普通級に戻り、普通級の担任の先生が教科書の事や色々説明しているのですが…
ずっと私の顔を見て全く先生の話を聞いていません(--;)
辛そうな顔でずっと見つめてくるので助けたかったのですが何も言えず、今はみんな大人しいし頑張って💦と思っていると、支援級の担任の先生がジェスチャーで支援級の教室に行きましょうと言ってくれたので移りました。(コロナ対策で保護者は教室に入れないので廊下で見学していました)

やはり本人とても疲れたようで支援級の部屋に移るとぐったりしていて。
先生も息子に頑張ったねと話しかけてくれますが、息子はまだ先生に心を開いていないので目も合わさず返答もせず…
私、平謝りです(--;)



帰宅して息子に入学式どうだった?と聞くと
「一年生のお部屋入れない。うるさい。先生の声うるさい。入れない。やだ、入れない。かぼちゃんうるさいお部屋入れない。」と言っていて、あー、支援級にしていて良かった…と入学式早々思いました。