自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の息子の成長日記

自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の診断を受けた3歳の男の子の成長記録。療育のこと、日々の出来事。0歳の少し神経質な赤ちゃんとの生活も。

自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の診断① ー療育がある病院での新版K式発達検査ー

市の検診から4か月後、紹介状を持って初めての受診です。



待合室は時間帯のせいかあまり人がおらず、息子は待合室のオモチャを独占して興奮していました。


看護師さんがやってきて、
「先生に見てもらう前に発達検査を受けてください」
と検査の先生を連れてこられ、オモチャに興奮して散らかしまくっている息子の様子を先生は笑顔で観察し、ゆっくり話しかけます。


「こんにちは♪そのオモチャ、この箱の中に投げられるかな?(^^)」
と手本を見せてくれますが、息子はまったく聞いておらず。
先生は続けて「おっ!このオモチャ壁にくっつくね~!おばちゃんは赤色つけるから、かぼちゃんは白色くっつけて♪」と手渡しします。
それには素直に従い、他にも色々一緒に遊びながら様子を見ていました。



少ししてから部屋に移動し、先生から発達検査の説明を受けます。

「かぼちゃんの発達が今どれぐらいなのかを検査しようと思います。かぼちゃんは年齢的にも本人にテストを受けさせるのは難しいと思うので、基本的にはお母さんからのお話をお伺いしながら、本人が出来そうかな?と思うところはかぼちゃんにしてもらおうと思います。」との事でした。

・両足でジャンプをする
・スプーンを使ってご飯を食べる

など一つ一つ質問され、はい・いいえでは答えられない微妙な質問(たまに出来るようなこと、絶対にそれが出来ると断言できないようなこと)もかなりありましたが、ゆっくりと私の話を聞いてくれました。

息子が検査で使うであろう絵カードを見つけ、勝手に広げて遊びだし、「飛行機」と呟いて空に飛ばしていました。(この頃には本当に少しだけ単語が出ていました。食べ物を合わせて10個弱ぐらいの単語です。)
「いつもこのように遊ぶのですか?」と質問されたり、息子が絵カードの裏にアルファベットや数字が書いてあることに気付き突然絵カードすべてを裏向けて数字とアルファベットを呟きながら並べ出したりしていて、それを見た先生が磁石のお絵かき板を取り出し、数字を書けるかアルファベットを書けるかなど話しかけたり、ボールを渡してどのように遊ぶかなど見ていました。ハサミを手渡してどういう風に使うのかなども見ていました。他に椅子に座れるかなども見ていた気がします。


質問一つ一つに詳しく答え、1時間ほどで終わりました。
結果を出してから小児科の先生の診断があるとのことで、検査用紙に息子の名前、生年月日などを記入しているときに覗き見したら「新版K式発達検査」と書かれていました。





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